インフルエンザ脳症

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インフルエンザ脳症とは

インフルエンザ脳症では、インフルエンザウィルスに感染した後に過剰な免疫反応が起きることによって意識障害やけいれん、異常行動などが起きるといわれています。
しかし、詳細なメカニズムは現在でも不明です。
わかっていることは、5歳以下の乳幼児によく起きる、日本人や東アジア人に多く認める傾向がある、インフルエンザの中でもA香港型の流行時に多い、などです。

 

インフルエンザ脳症の発症は急激で、一般的なインフルエンザの症状と共に、けいれんや幻覚、意識障害、異常行動や言動を認めます。
発熱から24時間以内に意識がもうろうとしている場合や周囲が理解できないことを話す、急に外へ出ようとするなどの行動を認めた場合にはインフルエンザ脳症を疑います。

 

厚生労働省が行った調査によると毎年50-200人がインフルエンザ脳症を発症し、約10-30%という高い死亡率 で あることがわかっています。
また、後遺症が残る可能性も高いです。
現時点では有効な治療法がなく、症状に対する治療で経過をみることになります。

 

インフルエンザ脳症の予防は、インフルエンザにかからないようにすることが大切です。
流行期には手洗い、うがい、マスク、湿度を60-70%程度に保つことなどがよいといわれています。
空気が乾燥しているとウィルスが空気中に舞い上がり、口や鼻から吸い込んで感染しやすくなるからです。
また、インフルエンザ脳症は乳幼児に発症しやすいことがわかっているため、流行前にインフルエンザワクチンを接種することは大切です。
対症療法でも早く治療を開始すると回復することもあるため、インフルエンザ脳症が疑われる場合には速やかに医療機関を受診しましょう。

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