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通院のタイミング 

インフルエンザウィルスに感染すると、体の中で1個のウィルスが8時間後には100個、16時間後には1万個、24時間後には100万個と増えていきます。
潜伏期は一般的に2日前後といわれており、感染して48-72時間後には体内でウィルス量がピークをむかえます。

 

ウィルス量の増加と共に、高熱や関節痛、倦怠感などの全身症状が出ます。
インフルエンザにかかったかもしれない、と思ったら速やかに医療機関を受診した方がよいです。
病院でインフルエンザと診断されれば、抗インフルエンザ薬によって症状が重症化することを防げる可能性があります。

 

また、インフルエンザは感染力が強いため、周囲へうつしてしまう可能性が高く、診断後には学校や会社を休む必要があります。

 

ただし、感染後6-10時間程度は経過してから検査した方がよいといわれています。
なぜなら、検査に反応するくらい十分なウィルス量が体内で増えていない可能性があり、検査をしても陽性にならないことがあるからです。

 

現在おもに流通している検査キットの感度は感染後24-48時間がもっとも高いため、感染してすぐに検査をすると陰性になってしまう可能性もあります。
検査が陰性でも、関節痛や倦怠感などの全身症状や周囲の流行している状況からインフルエンザが強く疑われる場合には医師の判断で抗インフルエンザ薬が処方されることもあります。

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